内容説明
『ＳＴＯＲＹ』の人気連載、足かけ２１年ついに―林真理子の「美女訓」、フィナーレ！
目次
第１章 一本の口紅が買えない女になってはいけない
第２章 捨てるか、捨てないか。人でも、服でも
第３章 要するに、トータルで幸せになればいい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
203
７月の第一作は、林 真理子の最新エッセイ、林 真理子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。雑誌「STORY」の四十代読者を意識したエッセイ（しかも足掛け21年の大ラス）、歌舞伎座は「着物の甲子園」という表現は言い得て妙でした。 https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/97843349538122023/07/01
いつでも母さん
144
雑誌【STORY】は多分・・手にしたことも無い（汗）真理子さん連載（足かけ21年だそうだ）遂にフィナーレとある。2019年から3年分のエッセイだそうだ。第二章がとてもよく分かり、何度も頷いて読んだ（笑）そして、第三章『要するに、トータルで幸せになればいい！』で結ばれている。自分の40代を振り返ると・・子育てに実家の仕事に（家事はやっつけで）バタバタと、それこそ髪振り乱して過ごした気がする。「瘦せたら着られるかもしれない」幻想は今がピークの私です（泣）2023/06/18
mint☆
101
雑誌『STORY』に掲載された最終回までを纏めたエッセイ。『美女入門』の方は新刊が出ると読んでますがこちらはお久しぶり。相変わらずパーティに出席したりブランド品を買いまくったりとパワフル。似たような内容ですが雑誌が40代女性がターゲットなのでそれらしい内容になっているのかな。ハイブランドを日常着にするなんてとても真似できないけど、少しでも心地良い物をと思うのはとてもわかります。日大の理事長に就任した真理子さん。これからも活躍してほしいです。2023/06/13
sayuri
58
雑誌『STORY』2019年5月号～2022年8月号に連載されていたものを纏めたエッセイで完結篇。タイトルにもあるように40代に向けてのメッセージ性が強い一冊。にしても読めば読むほど真理子さんの住む世界と私の世界は別次元。ドレスなんぞ一枚も持っていないし（そもそも私の日常にパーティなんてものは存在しない）。八万円のTシャツなんて生まれてこのかた買った事がない。お高い宝石に興味も縁もなし。格差にも程がある。そんな中、野村監督夫妻の話は興味深く読ませて貰った。69歳になられた真理子さんだがパワフルさは健在。 2023/06/08
はれひめ
41
「STORY」購入しなくなってからは美容室で読んでいたけど、今じゃ雑誌もタブレットの時代。なかなかお目にかかれなくなったエッセイ。他誌エッセイと丸被りのネタで大いに既視感あり。再読？タイトル改題？本気で調べた。私のような長年の読者相手ならマンネリネタでも勘弁してくれるとナメられてるのかも。STORYターゲット読者層には響くのかな？日本一お洒落な理事長になる！宣言も頑張るのはそっちじゃない感。2024/01/30
