内容説明
がんの治療を拒み、在宅での死を選んだ夫。それを看取った妻は何を見て、何を感じるのか。看護師で僧侶の玉置妙憂のベストセラーを元に、静かな死を描いた“まんが版”。
目次
序章 “看取り”は大仕事
1章 在宅で逝くことを選んだ夫との2年間
2章 亡くなる2か月前のアクシデント
3章 「入院させるべきだ」という周囲との葛藤
4章 亡くなるまでの2週間
5章 「僧侶になろう」と思った日
6章 “俗世”とはまったく異なる修行の日々
終章 「死」を意識して「今」を生きる
付録 後悔しない看取りのために
著者等紹介
玉置妙憂[タマオキミョウユウ]
看護師・看護教員・ケアマネジャー・僧侶。東京都中野区生まれ。専修大学法学部卒業。夫の“自然死”という死にざまがあまりに美しかったことから開眼し出家。高野山真言宗にて修行を積み僧侶となる。現在は、スピリチュアル・ケア担当の看護師として緩和ケア病棟・精神科クリニックに勤めるかたわら、非営利一般社団法人大慈学苑代表として、終末期ケアからひきこもり、不登校、子育て、希死念慮、自死ご遺族まで幅広く対象としたスピリチュアル・ケア活動を実践。講演会やシンポジウムなど幅広く活動している
PECO[PECO]
「悪魔のレグナ」で「COMICリュウ」(徳間書店)の第13回「龍神賞」の銅龍賞と安彦賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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