内容説明
落合博満、清原和博、松井秀喜、イチロー、大谷翔平、村上宗隆…数多くの修羅場をくぐり抜けてきた名捕手は、歴代の強打者・巧打者をどう見ているのか?NPB記録3021試合出場!
目次
第1章 打点王に対してのリード(落合博満―独特な指の力の入れ方でバットを握る。打撃の天才;広澤克実―ヤクルト・巨人・阪神で4番、優勝 ほか)
第2章 首位打者に対してのリード(パチョレック―日本で成功する代表格。「振り回さず、変化球打ちが上手い」;古田敦也―苦手の内角を打つのは、得意の外角を打つための布石 ほか)
第3章 本塁打王に対してのリード(松井秀喜―球史に残る大打者には、内角球と沈む球で勝負;ペタジーニ―バットのヘッドが遅れて出てくる。ヤクルト助っ人史上最高の勝負強さ ほか)
第4章 盗塁王に対してのリード(緒方耕一―スイッチヒッター。出塁すれば、すかさず走る;野村謙二郎―初球からの一発が要注意の攻撃的な1番打者 ほか)
第5章 印象深い打者に対してのリード(清原和博―「無冠の帝王」。低目ストレート、変化球打ちが上手かった;前田智徳―一番嫌だった打者。通算3000安打を打つと思った ほか)
著者等紹介
谷繁元信[タニシゲモトノブ]
1970年、広島県生まれ。島根・江の川高校(現・石見智翠館高校)卒業。’88年ドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNA)入団。2002年、中日ドラゴンズに移籍。’14年からはプレーイング・マネジャーを務め、’15年限りで現役を引退すると、翌年から専任監督に。通算成績は2108安打、打率.240、229本塁打、1040打点。通算3021試合出場は日本記録、捕手として2963試合出場は世界記録。ゴールデングラブ賞6回、ベストナイン1回、最優秀バッテリー賞4回受賞。オールスターゲーム12回出場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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