内容説明
症例1000例超。固形がんなら再発・転移でも治す画期的放射線治療法。安くて安全にがんを消す!コータック治療を受けられる全国病院リスト付き。
目次
1章 切らない治療を目指して―放射線治療の効果を高める方法(放射線治療が効かないとはどういうことか;がん細胞をリンパ球と同じ状態にする ほか)
2章 増感放射線療法「コータック」の発見(がん組織に強い攻撃力を持つ新療法;薬価が安すぎて、臨床治験に至らない無念 ほか)
3章 患者さんによるコータック治癒体験談(リンパ節に転移した局所進行乳がんが完治し、12年間薬いらず;ステージ4の卵巣がんが小さくなって2年後には結婚も ほか)
4章 全国コータックの名医・研究者(名古屋市立大学大学院医学研究科放射線医学分野主任教授 芝本雄太先生―私たちは基礎実験をきっちりやって、コータックの有効性を証明しています;東京放射線クリニツク院長 柏原賢一先生―コータックにはこれまで経験したことのない劇的な効果がある ほか)
5章 「コータック治療の未来」(ある診療放射線技師の告白;イギリスで始まった臨床治験 ほか)
著者等紹介
小川恭弘[オガワヤスヒロ]
1952年大阪市生まれ。大阪府立北野高等学校を卒業し、神戸大学医学部に進学、卒業後、がん治療・研究の道を志し同大学の放射線医学講座に入局し、同大学院を修了。1982年より高知医科大学放射線科講師、1985年同助教授、1988年から1年間、カナダのブリティッシュコロンビアがん治療センター(BCCA)にてパイ中間子の研究に従事、乳房温存療法を学ぶ。2005年に高知大学教授に就任し増感放射線療法コータックを開発。以後、普及に尽力している。2014年兵庫県立加古川医療センター院長。2018年より高知総合リハビリテーション病院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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