出版社内容情報
学校に漂うマイナスオーラはなぜこんなに強くなった!?
実情を「隠蔽」せずに伝える!
!現場教師は見た!
●親に殴られて、帰る場所がないから売春●学校は下流社会の収容所●指導力不足教員の末路とは?●デイトレ教師、神様教師、無気力教師ばかりの腐臭職員室●「ゆとり教育」提唱者、寺脇研氏の嘆き●絶対できない「公立民営化」論
【目次】
はじめに
第1章 学校も家庭も炎上中
第2章 腐臭職員室
第3章 学校は格差社会
第4章 ゆとり教育の誤解
第5章 エリートだけは救え!
あとがき
参考文献&資料
巻末付録『経済発展における人的能力開発の課題と対策』一部抜粋
【著者紹介】
明治大学文学部卒。現役高校教師。公立高校3校で実質7年間教壇に立つ。学生時代よりライター活動も行い、週刊誌などに教育問題に関するコメント等を寄せる。著書に『教師のしくみ』(ソフトマジック、2003年)。
内容説明
今の公立校には、真剣に教育を考えている教師などいない。彼らはただ、給料と将来の安定にしがみついている学校の寄生虫である。そして、私もまた、そんな1人になってしまった。かつては教育に対する熱意を持っていた教師たちでも、教育現場で過ごすうちに、教育どころの話ではなくなってしまうのだ。7年間の教員生活の中で著者が出会ったのは、生活費をもらえずキャバクラで働く生徒、理解不能のクレームをつけてくる親、生徒を殺したいという教師たちだった。この悲惨な日常の中で、教師たちは壊れていく。学校・教師がなぜこんなことになってしまったのか?なぜ著者は寄生虫にまで成り下がってしまったのか?それを知りたくて、著者は100人を超える教育関係者に取材した。
目次
第1章 学校も家庭も炎上中(学校をラブホテルにする生徒たち;荒れきった中学校 ほか)
第2章 腐臭職員室(保護者と関係を持つ教師たち;「学校でも緊急の対応」は大嘘 ほか)
第3章 学校は格差社会(指導力不足教員とは何か;指導力不足教員の実態 ほか)
第4章 ゆとり教育の誤解(2006年「履修問題」とは何だったのか?;履修問題の過程と構造 ほか)
第5章 エリートだけは救え!(学校は民営化されるべき;40年ぶりに復活した「全国学力調査」 ほか)
著者等紹介
上田小次郎[ウエダコジロウ]
明治大学文学部卒。現役高校教師。公立高校3校で実質7年間教壇に立つ。学生時代よりライター活動も行い、週刊誌などに教育問題に関するコメント等を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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