内容説明
誘拐された最愛の娘。救えるのは、ブラジルに消えた妻なのか!?絶体絶命の父親、絶望のカウントダウンが始まる!第17回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
著者等紹介
嶋中潤[シマナカジュン]
1961年千葉県生まれ。東京工業大学大学院修了。リクルートグループを経て、宇宙関連企業で国際宇宙ステーション関連業務に従事。現在、宇宙関連団体に在籍中。1999年の第3回日本ミステリー文学大賞新人賞から応募し続け、8回の最終候補に残った。『代理処罰』で受賞となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
39
ミステリー文学大賞新人賞 受賞作と言うのに惹かれて読んだのですが・・・ プロローグでは引き込まれたのに、本文になってからは何か違和感があって 最後まで入り込めずに、終わってしまいました。人物にも魅力を感じなかったし、残念でした。2014/11/22
らむり
33
重そうなタイトルですが、家族愛がテーマのミステリーです。2014/03/22
ミスターテリ―(飛雲)
31
誘拐事件を中心にしたストーリーであったが、最後まで、この緊迫感のない展開はどうなのか、おまけに誘拐犯が、身代金の受け渡しに指定した人物を探しにブラジルまで行くのだがーここに物語の核心があるがー背景にある理由がどうであれ、お金を目的だとするならば、そんな行動が犯人にとってなんのメリットがあるのかと、そんなふうにこの誘拐事件と犯人の行動が不可解の連続で納得できないことばかりだった。ストーリーからブラジルを背景に代理処罰をテーマとした国際的な作品を期待したが、最後はこんな結末になるのか・・と残念な作品であった。2025/03/24
あっちゃん
24
娘が誘拐され、身代金の受け渡しに母親が指名される、しかし母親はブラジルに居る!父親の奔走物語!警察との連帯感が好感もてる!ノンストップな展開で、大体の予感通りの結末も、上手く収まった感じ(笑)2016/01/10
なな
19
途中から薄々気づいてたけど 面白かった。2024/01/15
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