迷宮捜査

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334929244
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

世田谷区の母子殺害事件現場にあった場違いな遺留品。それは、一年前に目黒区で起こった一家四人殺しのものと関連していた。同一犯の可能性が濃厚だが、上層部の意向で合同捜査本部は立たず、刑事たちは地道な捜査を強いられる。捜査一課の名波洋一郎は、やり手の上司・鷹栖警部と密に連絡を取りつつ捜査を開始する。だがそれは誰も予想せぬ方向に進んでいく。慟哭、驚愕のラストが待ち受ける本格警察小説の誕生!

著者等紹介

緒川怜[オガワサトシ]
1957年生まれ。東京外国語大学卒業。2008年、『霧のソレア』で第11回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

86
世田谷区の母子殺人事件を巡ってのいろんな謎や憶測を呼ぶ物語。それはお決まりの公安対刑事物か?最後のどんでん返しがあ・・・。伏線読めばわかるけどすっきり書いてないのでわかりずらい・・・(迷宮捜査)ってそういう意味かあ!!魅力的なテーマとストーリーだっただけにちょっとわかりにくいように書くことにこだわりすぎてて残念。でも読む価値はありかな。2014/07/07

さっこ

61
母子殺害事件が起き、1年前に起きた一家四人殺害事件と関連した証拠があった。北の工作員や公安、さらにいろいろな事件を絡めて二転三転する。面白いことは面白いのだけれど…最初から胡散臭い人がやっぱその通りで意外性はなかったかな。最後に名波刑事のとった行動が理解不能でした。そして結末、ここでビックリするところなんだろうけれど、手垢がついた感じは否めなかったかな。2020/09/24

Taka

56
初読みの作家さん(多分)。図書館本。複数の刑事が犯罪に絡んだ凝った内容。スピード感があって面白かったけど、えーそこはそれでいいんか?的な、なんかスッキリしない部分も。他の作品も読んでみよう。2018/07/04

ミーコ

49
面白かったです。沢山の人が出て来て複雑で ややこしい所は有りましたが、私は緒川さんの本 好きです(^ー^) 結末がこうなるとは思ってなかったので出来れば、ハッピーエンドが良かったですが。。。 霧のソレア も是非 読んでみたく思います。2014/05/10

tetsu

35
★3 2つの殺人事件を追う刑事の話だがちょっと凝りすぎでしょうか。 都合の良すぎる展開もリアリティに欠ける。特に最後の主人公の妹の告白は全く不要。2016/08/27

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