内容説明
『群書類従』を編纂した盲目の大学者・塙保己一。そのとぎすまされた感性が、江戸の事件の闇を見る。
著者等紹介
中津文彦[ナカツフミヒコ]
1941年、岩手県生まれ。学習院大学卒。義経北行伝説に材をとった歴史ミステリーの傑作『黄金流砂』で、’82年に江戸川乱歩賞を受賞。『千利休殺人事件』や『闇の本能寺』などの歴史推理の著書が多いが、社会派推理の『七人の共犯者』で、角川小説賞も受賞した。また、壮大精緻な奇想歴史小説『政宗の天下』、『義経の征旗』等で話題を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 人工現実感の展開