内容説明
夜空を彩るのは追善の花火。あれは、復讐の炎なのか?運命の波に翻弄される二組の兄妹を描く、鮮烈なる長編サスペンス・ロマン。
著者等紹介
高野裕美子[タカノユミコ]
北海道生まれ。立教大学文学部仏文科卒。1999年、『サイレント・ナイト』で第3回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。スケールの大きなサスペンス・ミステリーの書き手として注目される。海外ミステリーを中心として翻訳家としても活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karupinpin
1
同じような環境で育った2組の兄妹。かたや憎しみを抱き続け、かたや人を疑わない心を持ち続ける。人を憎むという負のエネルギーの怖さが花火の美しさをより儚くしている。2009/06/21
もかすけ
0
最初から最後までずっと陰鬱なまま・・・ もっとメリハリが欲しかったなぁ。2017/06/05
おぎわら
0
★★★★☆2005/09/15
asa
0
作品全体に漂う悲壮感、きっとラストには不幸しかないんだろうな~って思いながら中盤以降は読む手が止まりません。憎しみでしか生きられない景に涙し、菖蒲の愛に涙し、読んでて心が張り裂けそうでした2010/01/04
黒とかげ
0
うーん。やっぱり群像劇は難しいし、ミステリーなのに謎がないのも難しい。文章は上手いのに、他のところで失敗している印象。2020/06/02
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