内容説明
どうしているのか連絡くらいしてください。あなたは何様ですか。あなたが見ていたのは、あなたの前にいた生身の私だったはずじゃないの?K大キャンパスに探し求める男はいるのか。書かずにはいられなかった恋多き著者が描くひりひりする生き方。恋愛長編。
著者等紹介
前川麻子[マエカワアサコ]
1967年、東京・渋谷生まれ。舞台・映画女優を経て、2000年、「鞄屋の娘」で第6回小説新潮長篇新人賞を受賞し作家デビュー。現在はプロデュース・ユニット「アンファン・テリブル」を主宰し、小劇場を中心に女優・脚本家としても活動している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
51
前川さん初読み女優、脚本家、作家とたくさんのわらじをはいた人だったのですね。今回初めて前川さんを知りました。物書きの辛さのようなしぼっても雫一滴出ないような状態の時もある現状をさらしてくれたまさに身を刻んでいる作品と言っていいのか?主人公と作者はイコールとして見てもいいのかなぁ~なんて前川作品新参者としてはウロウロしながら読み進めた。大学生と一度の過ちが男女の性感覚の違いにまで発展するとかいろんなものを投入している。たぶん、伝えたいことがいっぱいなのだろう。私もしゃべる犬欲しいし。他の作品も読んでみたい。2012/12/10
アメフトファン
18
うーん...感想の書きようのない本でした。2014/03/11
カッパ
13
この話が嘘なのか本当なのかはわからない。嘘だと思わすように犬が喋るようにしたり、過激なシーンもある。しかし、恋愛へのことや書くことへの思いなどは本当のことのように思う。文字を使うかぎりそれが作られたものなのかどうなのかもなにもかもわからない。しかし、本当だとしても嘘だとしても若者との恋愛におぼれ、時に振られて酒に逃げたりする主人公の姿はちょっと目を覆いたくもなる。読破するのはやや辛かった。2020/07/17
フロプシー
2
作家が小説を書くために大学生を取材したりする話。あんまり好きな話ではない。2010/12/12
Stasiia
1
なんだかよくわからない。 私小説のつもりなのかしら? 私は、まったく面白くなかったな。2015/01/05
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