出版社内容情報
『動物記』で知られるシートンは、ナチュラリスト、画家、作家として傑出した人です。この本では、自身が描いた200点の絵を収録し、シートンのたぐいまれな生涯を紹介します。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学高学年から
内容説明
シートンのすべてを、克明な文章と彼自身の200点の絵、時代を伝える図版50点で紹介します。ナチュラリスト、作家、画家―シートンのはじめての評伝。
目次
第1章 わがなつかしきリンゼーの森(シートンをかたちづくったもの;小さなナチュラリスト ほか)
第2章 画家から作家へ(はじめての自由;イギリスでアメリカを知る ほか)
第3章 旅するナチュラリスト(野生動物の美しさを描くには;マイブリッジのウマの分解写真 ほか)
第4章 シートンのウッドクラフト運動(ニューヨークの仕事場;動物の世界の楽しさを伝える ほか)
第5章 いまに生きるシートン(動物物語の反響;バローズの批判からえたもの ほか)
著者等紹介
今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年、東京に生まれる。東京農工大学獣医学科卒業、長岡市立科学博物館学芸員、国際基督教大学自然科学科助手などを経て、現在、山梨県の都留文科大学文学部社会学科教授(環境生態論、博物館学担当)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。