内容説明
男には一生に一度は、家庭なんかどうなっても構うもんかって思うときがある。過ぎ去った時間、かつての夢が今に蘇る、男たちの物語。
著者等紹介
内海隆一郎[ウツミリュウイチロウ]
1937年、愛知県に生まれ、岩手で育つ。立教大学卒業。1969年、出版社勤務時に書いた「雪洞にて」で第28回文学界新人賞を受賞し、デビュー。『人びとの忘れもの』『欅通りの人びと』など、人びとシリーズで好評を博し、以後時代小説、児童文学など幅広いジャンルも手がける。特に心温まる短編の名手として知られている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。