内容説明
心臓移植経験者である南美希風と、その移植手術を執刀した恩人の娘である法医学者のエリザベス・キッドリッジ。行く先々で不可能犯罪に巻き込まれていく二人だが、愛知県のアメリカ領事私邸で起きた謎だらけの射殺事件、そして、琵琶湖のクローズドサークルで発生した二ヶ所同時の殺人事件は、今までにない危険な要素に満ち溢れていた。珍しく感情を露わに事件に挑む美希風…悲劇の連鎖を食い止める人知を超えた大胆な仮説とは!?
著者等紹介
柄刀一[ツカトウハジメ]
1959年北海道生まれ。1994年、鮎川哲也編『本格推理3』に「密室の矢」が初掲載。1998年、『3000年の密室』で長編デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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