出版社内容情報
シャルロットは賢くて利口だけど、普段はのんきな元警察犬。謎に惑い、犬と暮らす喜びに満ちた、極上のコージーミステリー!
内容説明
シャルロットは七歳の雌のジャーマンシェパード。お利口だけれど、普段はのんきな元警察犬。彼女と一緒にいると、いろんな事件に遭遇する。向かいの家には隠されたもう一人がいる?偶然関わることとなったドッグスクールの不穏な噂とは?それでも、シャルロットと出会えて本当に良かった。謎に惑い、犬と暮らす喜びに満ちた、極上のコージーミステリー!
著者等紹介
近藤史恵[コンドウフミエ]
1969年大阪府生まれ。’93年に『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2008年に『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞、本屋大賞2位に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
254
ジャーロ66,67号(2018年12月,2019年1月)シャルロットと迷子の王子、68,69号(6,9月)シャルロットと謎のお向かいさん、70,71号(12月,2020年3月)シャルロットと紛失した迷子札、72,73号(6,9月)シャルロットのアルバイト、74,75号(2021年1月,3月)天使で悪魔とシャルロット、書き下ろし家族、の6つの連作短編を2022年2月光文社刊。シリーズ2作目。シャルロットの様子が楽しくて読み進めましたが、内容は家族、同族のイヤーな話ばかりで、辟易しました。コージイヤミスです。2022/08/31
まちゃ
248
元警察犬シャルロットと池上浩輔、真澄夫妻とのほのぼのとした日常に起こる小さな事件。シリーズ二作目の短編集。シャルロットとの暮らしに癒しを感じるストーリー。いい気分転換になりました。【Contents】シャルロットと迷子の王子/シャルロットと謎のお向かいさん/シャルロットと紛失した迷子札/シャルロットのアルバイト/天使と悪魔とシャルロット/家族2022/03/20
ムーミン
238
ほっこり癒やされました。2023/12/26
もんらっしぇ
216
【実写ドラマ化希望♪】基本文庫本派の私。しかし面白かった前作の「シャルロットの憂鬱」の続編が出版されていると聞き迷わず購入。子供が出来ない共働き夫婦と股関節を痛め早期リタイアした雌の元警察犬シャルロットに降りかかる、日常の些細な事件を描くコージーミステリー。近藤さんは相変わらずの発想力にて流石なプロットとフットワーク軽い登場人物&犬の見事なストーリー展開で読者を飽きさせません。登場する人間たちより、登場する犬たちのキャラが無垢で愛おしく素敵で、何やら脳内再生すると自然とニヤついてしまう自分がいますw 2022/05/03
修一朗
210
シャルロットがお利口さんでびっくり。警察リタイア犬っていうのはこんなに賢いものなのなのだね。ちょっとした謎がシャルロットの振舞いから解決していくっていうパターン。近藤史恵さんの描くコージーミステリーは三舟シェフもキリコもシャルロットもみんな好き。前作の感想の時に書いたリクエストをもう一回。シャルロットを長編で出して欲しいんだけれども。昔取った杵柄で大活躍っていうパターン,いいと思うんだけどな。2022/05/22