内容説明
橘百花25歳。高校時代の同級生と結婚し、妊活を始めた矢先に乳がん発覚。古賀菜都32歳。老舗造り酒屋の嫁として育児に奮闘する最中に乳がん発覚。田中柚子29歳。花嫁検診で乳がんが見つかり婚約破棄。怒涛の三年が経過。闘病ブログを通して出会った三人は、ひょんなことから金沢を旅することに。若年性乳がんを乗り越えた著者が、女性たちの生きる希望と勇気を描く。
著者等紹介
本山聖子[モトヤマセイコ]
1980年鹿児島県生まれ、長崎県育ち。東京女子大学文理学部日本文学科卒業後、児童書・雑誌の編集に従事。2007年結婚。翌年27歳のときに患った乳がんの闘病を機にフリーランスに転向。2017年「ユズとレモン、だけどライム」で、第11回小説宝石新人賞を受賞。『おっぱいエール』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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