博奕のアンソロジー―宮内悠介リクエスト!

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334912581
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報



宮内悠介[ミヤウチ ユウスケ]
著・文・その他

冲方 丁[ウブカタ トウ]
著・文・その他

法月綸太郎[ノリヅキ リンタロウ]
著・文・その他

山田正紀[ヤマダ マサキ]
著・文・その他

梓崎優[シザキ ユウ]
著・文・その他

星野智幸[ホシノ トモユキ]
著・文・その他

桜庭 一樹[サクラバ カズキ]
著・文・その他

軒上泊[ケンジョウ ハク]
著・文・その他

藤井太洋[フジイ タイヨウ]
著・文・その他

日高トモキチ[ヒダカ トモキチ]
著・文・その他

内容説明

勝負で金儲けで人生だ。面白いことも惨めなことも、いくらでも起きる。十人の人気作家による博奕モチーフの新作短編集。

著者等紹介

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年、岐阜県生まれ。1996年、『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞。2003年、『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞を受賞。2010年、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、船橋聖一文学賞を受賞。2012年、『光圀伝』で山田風太郎賞を受賞

軒上泊[ケンジョウハク]
1948年、兵庫県生まれ。1977年、「九月の町」でオール讀物新人賞を受賞

桜庭一樹[サクラバカズキ]
島根県生まれ。1999年小説家デビュー。2007年、『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。2008年、『私の男』で直木賞を受賞

梓崎優[シザキユウ]
1983年、東京都生まれ。2008年、「砂漠を走る船の道」でミステリーズ!新人賞を受賞。2010年、同作を含む短編集『叫びと祈り』で単行本デビュー。2014年、『リバーサイド・チルドレン』で大藪春彦賞を受賞

法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年、島根県生まれ。1988年、『密閉教室』でデビュー。2002年、「都市伝説パズル」で日本推理作家協会賞を受賞。2005年、『生首に聞いてみろ』で本格ミステリ大賞を受賞

日高トモキチ[ヒダカトモキチ]
1965年、宮崎県生まれ。1988年、ライターとしてデビュー。1989年、漫画家デビュー

藤井太洋[フジイタイヨウ]
1971年、鹿児島県生まれ。2013年、『Gene Mapper―full build―』で商業デビュー。2015年、『オービタル・クラウド』で日本SF大賞と星雲賞を受賞

星野智幸[ホシノトモユキ]
1965年、米国ロサンゼルス生まれ。1997年、「最後の吐息」で文藝賞を受賞。2000年、『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞を受賞、2003年、『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞を受賞。2011年、『俺俺』で大江健三郎賞を受賞。2015年、『夜は終わらない』で読売文学賞を受賞。2018年、『焔』で谷崎潤一郎賞を受賞

宮内悠介[ミヤウチユウスケ]
1979年、東京都生まれ。2010年、「盤上の夜」で創元SF短編賞山田正紀賞を受賞。2012年、作品集『盤上の夜』で日本SF大賞を受賞。2013年、『ヨハネスブルグの天使たち』で日本SF大賞特別賞を受賞。2017年、『彼女がエスパーだったころ』で吉川英治文学新人賞を受賞。『カブールの園』で三島由紀夫賞を受賞。2018年、『あとは野となれ大和撫子』で星雲賞を受賞

山田正紀[ヤマダマサキ]
1950年、愛知県生まれ。1974年小説家デビュー。1975年、デビュー作「神狩り」で星雲賞を受賞。以後、『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』『機神兵団』と計4回、同賞を受賞している。1982年、『最後の敵』で日本SF大賞を受賞。2002年、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞と日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

180
先日読んだ「美女と竹林のアンソロジー-森見登美彦リクエスト!」に続いて第二弾です。前作よりも知らない作家が多かったですが、愉しめました。オススメは、山田 正紀の「開城賭博」& 法月 綸太郎の「負けた馬がみな貰う」です。こういう企画は新鮮なので、別の人気作家で続けて欲しいと思います。2019/02/27

ダイ@2019.11.2~一時休止

94
竹林のアンソロジー同様、個人的には当たり外れがありました。梓崎さん・桜庭さん・法月さんがよかった。2019/02/19

ヒデミン@もも

44
初読みの作家が多かったからどうかな?と思ったが、このシリーズ好きなので借りてみた。博奕面白い。博打と言えば結婚ね。と思ってたら一発目からあった。梓崎優さん。久しぶりの桜庭さんのガチャも面白かった。『杭に縛られて』の宮内悠介さんも良かった。統計学は難しいが、やっぱり賭け事は統計に尽きる。運と勘で生きてる私にはムリかも。2020/05/20

34
さぁ、賭け狂いましょう!って思わず高らかに叫びたくなるアンソロジー。作家がテーマを決め、自ら好きな作家に執筆依頼をするという企画で、宮内悠介氏の選んだテーマは「博奕」!題材は、競馬やルーレットなど、いかにもギャンブルといったものから、生まれる赤子の性別や運ばれてくるデザートを予想するといったものまで、多種多様で面白い。どの作家さんもこのテーマを楽しんでるのが伝わってくる。寡作な梓崎さんの作品が読めたのは至福。そしてなんだかんだで宮内さんの作品が一番好き。沈みゆく船上で命を賭けた大博奕なんてシビれちゃう…!2019/03/19

Norico

29
博奕。麻雀とかできるとかっこいいな、と思いつつ、ルールを覚えられずにいる私には憧れの世界。とはいえ、このアンソロジーに出てくる博奕はそんな単純な賭け事じゃないのです。冲方丁さんの碁打ちの話が面白かった。日高トモキチさんは初読みですが、レオノーラが生んだ卵は男か女か、という賭けを巡っての不思議な世界感が心地よかった2019/04/06

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