平場の月

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平場の月

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334912567
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



朝倉かすみ[アサクラ カスミ]
著・文・その他

内容説明

朝霞、新座、志木―。家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、老いぼれていく連中のひとりである。須藤とは、病院の売店で再会した。中学時代にコクって振られた、芯の太い元女子だ。50年生きてきた男と女には、老いた家族や過去もあり、危うくて静かな世界が縷々と流れる―。心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説。

著者等紹介

朝倉かすみ[アサクラカスミ]
1960年北海道生まれ。2003年「コマドリさんのこと」で北海道新聞文学賞、2004年「肝、焼ける」で小説現代新人賞を受賞。2009年『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

726
第162回直木賞発表の当日に、漸く前回161回直木賞候補作をコンプリート(6/6)しました。新作ハンターとしては失格です。本書は、アラフィフ・ノスタルジー・ラブストーリーの秀作でした。直木賞受賞には少し地味だったのかも知れません。アラフィフで、埼玉県在住で、大腸癌(早期のため5年以上寛解)・ストーマ経験者の私としては、身につまされる思い、読んでいて大変辛くなりました。2020/01/15

ミカママ

685
最初に言っとくけど、このモチーフはズルい。それを差し置いても、言葉の選び方、音楽的な文章がスゴい。そしてラスト1ページの畳み掛けるような倒置法は最上級。思わず鋼鉄の涙腺緩んだ。同年代だったらおそらく誰でもそうであると思うが、身近な誰かを思い浮かべてしまう。わたし自身で言えば、若くして大腸がんで亡くなった従妹、ン十年後に再会した中学時代の初恋の彼。そして同じ状況に陥ったとき、わたしは現在の相方にどう対峙できるのかなどなど。否応にもそのプロットに寄り添わさせられて読了したのだった。朝倉さん、上手くなったなぁ。2019/09/30

ウッディ

656
医師から再検査を言い渡された日、青砥は病院の売店で、中学時代の同級生で、かつて告白して断られた須藤と再会する。たわいのないおしゃべりで距離が縮まった時、須藤が検査で大腸癌であることがわかる。恋人同士でありながら、互いに「青砥」「須藤」と苗字で呼び合う関係が、元同級生らしく、完全に寄り掛かっていけない頑なさが、もどかしい。浜田朱里とか夏色のナンシーとか、2人と同じ時代を生きた自分が、今、読むからわかる彼らの想いや一つ一つの言葉が本当に切なかった。胸に刺さりまくる一冊で、とっても面白かったです。2019/09/01

bunmei

547
50歳を迎えた男女の切ない恋愛小説。パートナーとの死別をテーマにした悲恋小説の鉄板ですが、若さ故の衝動的に突き動く恋愛と違い、酸いも甘いも経験した幼馴染みを主役にする事で、落ち着いた恋心や献身さが浮き上がってきます。冒頭で葉子の死を明かにし、そこから遡ることで2人の数奇な運命を知る読者が、より切ない気持ちに同化させていくのでしょう。高望みをするのでなく、平場で寄り添うだけの幸せを望みながらも、それさえも許さなかった2人。せめて2人が見上げた夜空には、美しい月が輝いて欲しいと願わずにはいられませんでした。 2019/07/22

R

445
読み終えて、もの悲しくなってしまった。一度読み終えてから、もう一度最初から読むべき構成だと思うものの、もう一度読みたいという気力がわかない、喪失というか、悲しさにそっと本を閉じてしまう体験をした。50代の恋愛と呼ぶべきか、友情や愛情と似た、何か違うものかもしれない情感を伴って、若いころをお互いに知るもの同士だからこその、年齢を超越した、すっかり大人なのに、まるで中学生や高校生みたいな関係がとても愛おしい物語だった。2019/08/21

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