出版社内容情報
片山恭一[カタヤマ キョウイチ]
内容説明
この世にギブアップして、おさらばする決行直前、見知らぬ若い男が訪ねてきた。『世界の中心で、愛をさけぶ』の著者が放つ、愛の実践的普及小説。人類の希望を発見。
著者等紹介
片山恭一[カタヤマキョウイチ]
1959年愛媛県生まれ。1986年、九州大学大学院在学時に「気配」で文学界新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
76
帯は煽り過ぎじゃないですか?片山恭一さんて、このような人だったのか?と言うほど氏の事は知らないが・・30を目前に人生にピリオドを打つはずの自分・キクが己の欲する思いと己に降りかかる現実の狭間を祖父の事を交えながら行きつ戻りつする。そして、同居人・ヤシが倒れるまでの一切が『拒めない世界』に夢から現実に引き戻される感覚として訴えてくる。夢のような現実の話かー希望を抱えた夢の話かー捕まえたと思ったらそれは霞のようであり、私にはどうにも捉えられないままに読了した。どなたかこの世界感を教えて下さい。2016/10/12
るっぴ
23
片山恭一作品、初読み。私の読解力不足の為、良く理解出来ず。2016/11/06
けえこ
6
巻末筆者紹介より「歴史は大きな行き詰まりと転換の時期を迎えており、その先を構想する新しい文学や思想が要請されている…」 歴史→筆者に置き換えたらしっくり来ました(笑)2017/05/26
アン
6
冒頭は、ブログ炎上がきっかけで自殺しようとしている男の独白。そういう話かと思ったら、いつの間にか不思議な世界になっていた。哲学的というか観念的というか、ファンタジーというか。実はよくわからない話だった。2017/02/09
るんるん
6
よくわからなかった・・・。2016/10/09
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