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内容説明
ありふれた日常から幻想的なショットまで、さまざまな魅力がつまった待望のファースト写真集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
30
知り合いの誰かに似てるような、誰か思い出せないでイライラする。笑った顔よりムスッとした顔の方がなんだか魅力的な気がする。2016/07/22
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
15
松井玲奈、本屋の店員姿の写真からスタート。仕事を終え帰宅し、金魚鉢を覗くと、そこには赤いビキニを来た自身がプールに浮いている。やがて赤いドレス姿で金魚鉢に浮かび、黒いドレスになる。夢から醒めたように白い服の起床場面になったかと思うと、セーラー服姿になり、文庫本片手に押し入れへ頭を突っ込む。どういう事だ(笑)。2014/04/10
椿子
9
凄く凄く良かった。それほど期待していなかったといえば聞こえは悪いが、普通の可愛い女の子の写真集なのかなーぐらいに思っていた。どこか人形のような表情などなど、異質なアイドルだなあと思う。どっちかっていうと、芸術方面の写真集のような気がする。写真が好きな人が、可愛い子を撮りました、という感じで凄く良い。AKBグループの中の写真集では郡を抜いていると思う。一番好きな写真は、白い服で雨に濡れてるモノクロの写真。2012/03/11
GEN
7
「本屋のバイトの女の子」というシチュエーションから始まり、自分と趣味のあう可愛い女の子を見つめ続けるという「文化系男子の妄想の具現化」ともいうべき写真が満載です。前半はほぼ皆無だったカメラ目線が終盤にきて急激に増えることで、片思い→妄想→そして?という展開をにおわせています。その物語はまるで「恋愛の成就とはただ自分だけに笑いかけてくれること」という、少年サンデーのラブコメのようです。エロスは必要なく、あったとしても「ムフッ」程度。そんなあだち充先生的世界に、松井玲奈さんは実によく似合います。素晴らしい!2013/01/19
魚田
7
「きんぎょ」 この写真集ほど美(そして、それと紙一重の死)が濃密に、そしてまた正確に描かれた表現を僕は見たことがない。 ここに横溢する崇高さはカメラマンの技量や才能と一切関係の無いところにあり、すなわち被写体の持つ壮絶なまでのエネルギーのみによって作り出されている。 僕はこの写真集の中で一生を過ごし、一生を終わらせることを強く望むし、そうなるだろうことはほぼ間違いない。2012/03/03