光文社文庫 異形コレクション 55<br> ヴァケーション―異形コレクション〈55〉

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光文社文庫 異形コレクション 55
ヴァケーション―異形コレクション〈55〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 616p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334795344
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

闇を愛する皆様。今回は、心も躍る一冊です。“ヴァケーション”という言葉。そこには、非日常の響きがします。季節は初夏。緑は輝き、水面は燦めき、澄んだ大気も芳しい。色彩豊かな物語世界へと出かけてみましょう。物語の織りなす非日常。短い物語による長い休暇の物語。自由時間のように蠱惑的な“異形”の世界を、どうかごゆっくりお愉しみください。(編集序文より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

106
異形コレクションの最新刊です。今回は「ヴァケーション」にからむ話ということで非日常的な状況における話が盛りだくさんでした。15人の作家による競作ですがこれだけ会うとやはり好き嫌いが出てきます。澤村伊智さん他数名の方は読んだことがある作家さんですがほとんどが初めての方ばかりです。最初の芦花公園さんの「島の幽霊」は江戸川乱歩を思い起こしました。澤村伊智さんの話はフラッシュバックのようん感じです。空木春宵さんのはゆったりした感じとフリガナがふってあり泉鏡花を思い出しました。2023/07/05

H!deking

75
異形コレクションの新作です!今回も夢さんのが個人的には一番好みでした。それにしても結構ハイペースですよね。次も楽しみ!2023/05/25

yukaring

65
足元からジワジワと忍び寄る恐怖、深い闇が蠱惑的なまさに異形のバケーション。実力派作家達による15編は王道からグロテスクなものまで選り取りみどり。芦花公園さんの『島の幽霊』宇佐美さんの『田休み』新名智さんの『今頃、我が家では』などどれも背筋がゾクゾクで怖面白かったが、さすがホラーの名手・澤村伊智さんの『バスツアーにまつわる五つの怪談』は特にお気に入り。"元アイドルと同乗するバスツアー"に参加した5人。このクセの強い5人の話を聞いた人物が踏み込んでしまった理不尽な闇とは・・。夏におすすめのホラーアンソロジー。2023/06/13

sin

53
芦花・唐突な変化に恐怖の共感。宇佐美・結末は予想通りだが“是”とする自分がいる。篠・搦め捕られたまま抗わない彼女に嫌悪感。最東・それっぽく見せようとする語り口が雑にしか感じられない。新名・稚拙な怖がり方が興を削ぐ。澤村・怪談に取り込まれた男。平山・現実に最悪の人間は存在する。斜線堂・自己満足な救済の形。柴田・アロノフスキーの“π”を連想した。津久井・なんて強い。田中・道を共にした二人の断片は己の中のロマンチストを刺激する。井上・盗み聴く助手。空木・人は闇を宿し育む。牧野・人の我儘。王谷・強制ヴァカンス。2023/06/27

Shun

35
今回のテーマの語源は「空白」を意味するヴァカンスだそうですが、休暇にしっかり計画を立てる日本の国民性からすると本物のヴァケーションを過ごせる人は少なそうです。本作が提供する異形の世界に足を踏み入れたら、紛れもなく”非日常”の時を過ごせること間違いなし。まず冒頭に配されたのはホラー界の新鋭・芦花公園による作品。民俗学的要素が得体の知れない恐怖を増長させ素晴らしいヴァケーションに仕上がっています。そして最も挑戦的なテーマを選んだのは牧野修による人×動物の愛を描いた作品だろう。多様性が生む新たな物語と読める。2023/06/11

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