内容説明
揉め事始末屋の多門剛は、旧知の調査員から法律事務所の所長が命を狙われていると調査を頼まれる。多門の調べで、外国からの難民たちを食い物にする組織の存在が浮かび上がった。そして、首相官邸、都庁に自爆ドローンが襲来、前代未聞の爆破テロが続発することに。テロの首謀者の正体、目的とは―。大人気ハードサスペンスシリーズ、度肝を抜くスケールの最終巻第十二弾。
著者等紹介
南英男[ミナミヒデオ]
1944年東京生まれ。明治大学卒業後、雑誌編集者を経て青春ハードボイルド小説などを執筆して人気を博す。’85年『街に棲む野獣』以降、ハードサスペンスに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1P16行。2023年刊、書き下ろし。珍しく解説がある。絶賛されている。3社合同、3ヶ月書き下ろし刊行からの毒蜜シリーズ最終第12巻。勢いにまかせて10巻、11巻、12巻の3冊を読んだ。毒蜜…、徳光ではない。常々実写化するとしたら主人公:多聞剛は誰が演じるのかと考える。毒蜜和夫……、さまざまな名前がアタマをよぎった。爆破がある、大パニックがある。ハナシは常に説明口調ですすむ。クルマはボルボXC40。毎月のように繰り返される文庫ローンダリング刊行にローリングし、感服し、一服し、魅了される。2023/11/24