光文社文庫 光文社時代小説文庫<br> ふるさとの海 - 日本橋牡丹堂 菓子ばなし 十一

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ふるさとの海 - 日本橋牡丹堂 菓子ばなし 十一

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334795221
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

92
鎌倉の朝焼けの海を見る2人の表紙。小萩が伊佐を連れて初めて実家に里帰りする藪入りの日。6日間の休みだからゆっくりできるのかと思いきや、鎌倉まで往復4日もかかる時代だから大変ですね。小萩の実家で大歓迎を受ける伊佐が何だか可愛い。これまで家族に恵まれなかった生い立ちを思えばこっちまで嬉しくなる。鎌倉で出会う懐かしい人に伝授される紅色の干菓子が伊佐の手によって復活されようとする。店頭で販売する温かい酒饅頭が美味しそうで、金柑餅は今ならいちご大福かなと思わせる。今作もどれも美味しそうなお菓子登場の第11弾。2023/04/22

おしゃべりメガネ

89
シリーズ第11弾。祝言を終えて少しばかり間があいてしまいましたが、「小萩」と「伊佐」は「小萩」の故郷鎌倉へ挨拶へと向かいます。なんやかんやと賑やかで明るくすっきりとした「小萩」ファミリーに「伊佐」のココロもしっかりと和みます。そんななか、とある菓子に目がいき、その菓子はまさかまさかのあの人の手で作られた菓子ではないかと推察する職人「伊佐」。他にも娘と母の強い絆を綴った涙なしには読めない話や、「杉崎」さんと「お文」さんとのなんとも言えない淡い二人の距離感を綴った話などほっこり感満載なステキな一冊でした。2024/10/28

やま

61
読み終って心がほんわかとしてきます。3年前に鎌倉のはずれの村からやってきて、お江戸日本橋の菓子屋・二十一屋で働く小萩(こはぎ)は、つきたてのお餅のようなふっくらとした頬に黒い瞳、小さな丸い鼻。美人ではないが愛らしい顔立ちの娘だ。此度、好きな職人の伊佐(いさ)と祝言を挙げ。いままでよりも菓子への取り組みが違ってくる。2023/06/22

はにこ

51
小萩ちゃんの里帰りから。鎌倉で元伊勢松阪屋に会う。技を教わる。相変わらず小萩の実家は賑やかね。今回も小萩庵にはちらほら依頼が。幹太も自分で考えた商いをしたりとそれぞれ成長している。徹次とお須美か。気づかなかった。親の再婚は心中穏やかじゃないものなのね。杉崎と文の恋が叶わないのはちょっと残念。菓子屋を辞めないでも良い相手じゃないと厳しいかな?2023/09/15

kagetrasama-aoi(葵・橘)

45
「日本橋牡丹堂 菓子ばなし」第十一巻。祝言をあげた小萩と伊佐。小萩のふるさとの鎌倉に里帰りするお話 “松兵衛の紅花色” がとても印象的。章名からもわかりますが、松兵衛の消息が語られてます。ほっとしました。牡丹堂と縁の深い山野辺藩の杉崎さんが江戸から帰藩するお話 “杉崎と名残の松風” 胸が締め付けられました。松風は平安の頃からの文学用語、その背景が感じられるお話でした。登場人物、皆の行く末が知りたく、幸せを祈りたくなるシリーズです。次巻を楽しみに待ちたいです。2023/06/01

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