内容説明
たまみは見る人がぎょっとするほどの「巨デブ」。そんな彼女は「デブ専」男子から告白されるが、今まで散々「デブは醜い」とディスられながら生きてきたゆえ、「デブだから好き」などというくらいの言葉では、到底救われないのだ。そんな中、たまみは中学時代の同級生でやはり巨デブだったよき子と偶然再会する。よき子はまるで別人のようになっていた…。
著者等紹介
歌川たいじ[ウタガワタイジ]
1966年東京都生まれ。2010年『じりラブ』でデビュー。自らの生い立ちを記した『母さんがどんなに僕を嫌いでも』が映画化されるなど話題を呼び、その後も作品を次々と発表。年齢層や性別を問わず、幅広い読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ごま麦茶
3
巨デブのたまみがやせる石鹸でダイエットして変わっていくお話かと思ったら、そうではなく…。ここからお話が加速していくような雰囲気で上巻を読了。上巻だけど序章みたいでした。それにしても、そんなに書く!?ってくらいデブという言葉が出てきてビックリ。語り口は『~なの』『~だったわ』と、おネエさん調で、だけど不思議と読みやすくて面白かった。普通とは何かや、コンプレックスについて、考えました。下巻はどんな風に進んでいくのか楽しみ。2023/03/27
大福
0
54冊目、読了。 誰目線なのだろう?? どこかのゲイバーに行って、 語られているような物語。 デブが悪いとは言わない。 きれいでも細くてもそうだけど 卑屈なことがダメなんだと思う。 下巻が気になるような、もうお腹いっぱいなような…(笑)2023/03/06
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