光文社文庫<br> 透明人間は密室に潜む

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

光文社文庫
透明人間は密室に潜む

  • 阿津川 辰海【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 光文社(2022/09発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月30日 10時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334794194
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



阿津川辰海[アツカワ タツミ]
著・文・その他

内容説明

透明人間が事件を起こしたら?アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら?犯行現場の音を細かく聞いてみたら?ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら?阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ!読めばファン確定、驚嘆必至、必読の一冊!

著者等紹介

阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年、東京都生まれ。東京大学卒。2017年『名探偵は嘘をつかない』が光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」の受賞作に選ばれ、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

289
表題作から始まる4話ミステリ。『単行本あとがき』にある通り、実験的で面白い試行が施されています。そして各話の著者解説があってね。「◯◯が好きだ。そして、△△が好きだ。」からの文言から始まるの。好きの掛け合わせで新たな創作の原動力にしている様で、微笑ましく愉しい。特殊設定に脳のリソースを割いてもしょうがないのですけど、透明人間って不思議ですね。透過率100%、屈折率1.00の主だっては蛋白質ね。元から持っている透明な器官に水晶体があるけど、屈折しないのかなぁ。焦点ぼやけそう。そもそも網膜は機能するのかね。2024/04/10

青乃108号

166
4話収録の短編集。比喩的な意味合いだろうと思っていたら、まさかのリアル透明人間が犯人として密室に潜むという、奇想天外な表題作がベスト。一切の無駄がないのに読みごたえ抜群。その他3作も全く違ったパターンで楽しませてくれる。いずれも過不足のない絶妙なバランスの文章は大変読みやすいので気楽に読める点も良。2023/08/16

ナルピーチ

154
4話で構成された短編集は各話が異なるテイストでとても面白い!病によって透明人間になる事を利用した殺人事件。その設定も凄いが透明人間て他人にバレない様にする事に気を使い過ぎ…。続いてはオタク達による裁判員裁判。アイドルが巻き込まれたとある事件。まさかの陪審員が全員オタク!?熱量が半端ない裁判の結末とは。今回のお気に入りは優れた聴覚を利用して難事件に挑む探偵事務所の面々。“音”から犯人に迫るロジカルなミステリがとても新鮮!最後はミステリイベント中に企てられた誘拐事件。ラストはしっかりどんでん返しな展開でした!2023/06/12

ハゲおやじ

76
阿津川3冊目。表題含む4編の短編集。透明/ヲタク/聴力/脱出とバラエティーに富み、前2作の長編よりも講釈部分が少な目で ページをめくる手が止まらない。特殊設定路線か?と思いきや、それほどの特殊さに拘っている訳では無く、作家の発想の豊かさには感服する。解説にも書かれているが「コストパフォーマンスが高い一冊」と言える。この作家の他作品にも期待が高まる。・・・って 偉そうな事を書くのは 私には無理。単純に「面白い!」だね。でも ”第13号船室…” は、もうひとひねりあると私は嬉しい(どうでも良いね)。2023/01/13

オーウェン

72
表題作は透明人間病に掛かった妻が殺害計画を。それを夫と探偵の視点で交互に見せる。最後の探偵のエピソードはなるほどと思わせる。「盗聴された殺人」耳の良い助手と探偵のコンビが、盗聴器が仕掛けられていた殺人現場で推理をする。犯人当てが出来る中身だが、納得させる理由で特定できる。「第13号船室からの脱出」船上での推理ゲームに参加したカイトは友人の弟と13号室に監禁される。何とか知恵を絞り、推理ゲームを解こうとするが。 推理ゲームも面白いし、脱出そのものにもアイデアが。 そしてラストで現れる黒幕。よく出来ている。2024/02/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20115279
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。