光文社文庫<br> 透明人間は密室に潜む

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光文社文庫
透明人間は密室に潜む

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334794194
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



阿津川辰海[アツカワ タツミ]
著・文・その他

内容説明

透明人間が事件を起こしたら?アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら?犯行現場の音を細かく聞いてみたら?ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら?阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ!読めばファン確定、驚嘆必至、必読の一冊!

著者等紹介

阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年、東京都生まれ。東京大学卒。2017年『名探偵は嘘をつかない』が光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」の受賞作に選ばれ、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

299
表題作から始まる4話ミステリ。『単行本あとがき』にある通り、実験的で面白い試行が施されています。そして各話の著者解説があってね。「◯◯が好きだ。そして、△△が好きだ。」からの文言から始まるの。好きの掛け合わせで新たな創作の原動力にしている様で、微笑ましく愉しい。特殊設定に脳のリソースを割いてもしょうがないのですけど、透明人間って不思議ですね。透過率100%、屈折率1.00の主だっては蛋白質ね。元から持っている透明な器官に水晶体があるけど、屈折しないのかなぁ。焦点ぼやけそう。そもそも網膜は機能するのかね。2024/04/10

青乃108号

187
4話収録の短編集。比喩的な意味合いだろうと思っていたら、まさかのリアル透明人間が犯人として密室に潜むという、奇想天外な表題作がベスト。一切の無駄がないのに読みごたえ抜群。その他3作も全く違ったパターンで楽しませてくれる。いずれも過不足のない絶妙なバランスの文章は大変読みやすいので気楽に読める点も良。2023/08/16

ALATA

125
初読み作家さん。密室殺人、倒叙ミステリ、犯人当てのロジックと盛りだくさんの短編集。吹雪の山荘ならぬ豪華客船からの脱出など今風の設定に楽しませていただきました。四編とも有名作品のオマージュの意味合いもあり現代に蘇ればこんな感じかな、というところ。透明人間が人を殺すというのも、楽ではない。だって、普通に寒いよね!★3※法廷劇も好みですが裁判員、しかもアイドルオタクが集う密室劇というのも結構ツボでした。2024/06/12

キナコ

91
短編ミステリー。透明人間が存在する現代。特殊ミステリーではあるが、凄く面白かった。特殊設定を生かしたトリックが魅力的。アイドルファンばかりの裁判員裁判でのやり取りはクスリと笑える話。耳は良いか推理は出来ない探偵助手など、様々な設定でのミステリー。個人的には表題の作品もよかったが脱出ゲームのどんでん返しも良かった。どれも外れなしかな。2024/07/16

ハゲおやじ

82
阿津川3冊目。表題含む4編の短編集。透明/ヲタク/聴力/脱出とバラエティーに富み、前2作の長編よりも講釈部分が少な目で ページをめくる手が止まらない。特殊設定路線か?と思いきや、それほどの特殊さに拘っている訳では無く、作家の発想の豊かさには感服する。解説にも書かれているが「コストパフォーマンスが高い一冊」と言える。この作家の他作品にも期待が高まる。・・・って 偉そうな事を書くのは 私には無理。単純に「面白い!」だね。でも ”第13号船室…” は、もうひとひねりあると私は嬉しい(どうでも良いね)。2023/01/13

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