内容説明
女髪結おりゅうの妹で髪結見習いのおきちが不審な客に狙われているという。廓の用心棒神守幹次郎らはおきちの警固に乗り出すが、背景には謎の船問屋が企んだ陰謀が隠されていた。さらに、吉原会所の頭取四郎兵衛をその座から引き下ろそうと、卑劣な攻撃が始まる。再び蠢き出した「闇の力」がもたらす危機に、吉原会所は総力を上げ立ち向かうが、悲劇が襲う!
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Happy
2
姉と違って簿^っ賭しているために命を狙われるようになった妹。覚えが悪くても一度覚えた事は忘れないし、客の好みに合わせる技も持ち合わせているからきっと良い髪結いになって重宝されることだろう。2023/04/03
へたれのけい
1
子供がさらわれるのだけは勘弁して欲しい。2025/05/25
りゅうのすけ
0
やっと20巻目。今巻も色々な話がありましたが…やはりメインは四郎兵衛さんのピンチかと思います。いつものことですが主人公の活躍で窮地を逃れました。しかしながら…まだ問題が解決したわけではなく、今後の展開が楽しみです。2025/12/14




