出版社内容情報
佐伯泰英[サエキ ヤスヒデ]
著・文・その他
内容説明
再建前夜の吉原。幼い孫娘のおみよを連れ、地蔵を背負った遍路が現れた。先の大火で亡くなったおみよの姉で、遊女だった小紫の代わりにおみよが身売りをするというが、小紫の死には、思いもよらない真実が隠されていた。そしてついに長く続いた仮宅商いが終わり、新しく普請の成った吉原に住人たちが帰ってくる。華やかな帰還の道中の陰に、卑劣な企みが潜む!
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表。文庫書下ろし作品のみで累計6500万部突破の快挙を成し遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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