内容説明
罪人として引っ立てられていく女の目に、小次郎は強い衝撃を受けた。その訴える目に突き動かされ調べてみると、金貸しの婆さんを殺した嫌疑がかけられているという。現場から立ち去る女を見たという証言もあり、罪は明白に思えたが、取り調べは難航していた―。纏屋に間借りする浪人・牙小次郎。道理の通らない悪行は、この男が見逃さない!
著者等紹介
和久田正明[ワクダマサアキ]
1945年静岡県生まれ。テレビ時代劇の脚本を多く手がけた後、現在では時代小説の執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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