内容説明
南町奉行所の定町廻り同心・御牧文之介は、念願かない、幼なじみのお春と祝言を挙げる。一方、隠居した元名同心の父・丈右衛門は、再婚した妻・お知佳とその連れ子と三人で暮らし始める。それぞれが幸せに浸るのもつかの間、長屋三つの家持ち・宮助が殺される。長屋を三軒も持てるほどの金の出所が気になった文之介は、宮助の身辺を洗い始めるが…。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。’99年、第一回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』(『義元謀殺』に改題)で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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