出版社内容情報
目安箱が盗まれた件を調べ始めた蔵人介の前に、とてつもない不正が浮かんできた。大好評シリーズ、笑いと涙の第四弾。
内容説明
将軍家毒味役の矢背蔵人介は、小姓組番頭・橘右近から深更、江戸城御用之間に呼び出された。橘から告げられたのは目安箱が消えたという事実。橘の密命を受けて動き出した蔵人介だったが、ことは仙台藩に関わり、強大な敵の姿が浮かぶ。勝負をかけた蔵人介は、罠にかかってしまう…。200万部突破の超人気シリーズ、著者が大幅加筆修正した新装版、待望の第四巻。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。花鳥風月を醸し出す筆致の時代小説を描く。その作品の質の高さには定評があり、「鬼役」シリーズは驚異の7カ月連続刊行で話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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