内容説明
虚栄と粋と張りを競い合う吉原が炎上、仮宅商いを余儀なくされた師走。遊女・花蕾が行方を断った。その後、他の妓楼からも次々と遊女たちが姿を消す。楼主たちが騒然とする中、花蕾が何者かに攫われたことが明らかになる。廓の用心棒・神守幹次郎は、会所の男衆や身代わりの左吉とともに必死の探索の末、幕閣より閑職に追われた直参旗本の屋敷を突き止めるが…。
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年北九州市生まれ。闘牛カメラマンとして海外で活躍後、主にノンフィクション作品を発表する。’99年初の時代小説「密命」シリーズを手始めに、次々と時代小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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