出版社内容情報
新生活、出会いと別れ、ぶたぶたと一緒なら、感動がたくさん生まれるのです。ぬいぐるみのぶたぶたが大活躍、大人気シリーズ！
内容説明
リタイア後、田舎に移住したいという夫と考えが合わず悩む成実の前に、移住のアドバイザーとして登場したのは―（「あこがれの人」）。家賃の安い「告知事項あり物件」に引っ越すことになった詠斗は、挨拶に訪れた隣の部屋で、衝撃の出会いを果たす―（「告知事項あり」）。お引っ越しによる、出会いと別れ。その節目に、不思議なぬいぐるみと出会ったら。心震える三編を収録。
著者等紹介
矢崎存美［ヤザキアリミ］
埼玉県出身。１９８５年、星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。’８９年に作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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りゅう☆
84
夫に付き合いお試し移住をしたが自分には合わないと悩み相談した移住アドバイザーがぶたぶたさんだった！完璧に解決するわけでもない。でも前向きに進むのはやはりぶたぶたさんの存在があるから。告知事項アリ物件だけど特に問題なし。ただお隣に住むのがぬいぐるみのぶた？そこで亡くなった方へのぶたぶたさんの後悔を知り、改めてぶたぶたさんの人（ぶた？）となりの優しさが沁みる。同級生が引っ越すということはお父さんであるぶたぶたさんもこの町からいなくなる。寂しい気持ちがやまない。ぶたぶたさんの存在はやっぱり癒しでしかないですね。2023/05/02
チョコ
78
今回はお話し3つ。お隣さんがぶたぶたさんだったら嬉しいな。どんな場所でも素敵な場所になりそう。ぶたぶたさんの人との距離感が本当に素晴らしい。こういう人に私はなりたいといつも思う。最後の話は、二人が成長していく感じもとてもいい！2022/09/16
hirune
68
支配を目的の洗脳 怖い…尿管結石もすごく怖い〜😅いろいろ拗れてもぶたぶたさんが絡むとほっこり解決しますね、いつも。そしてぶたぶたさんは老若男女全方向からいっつもモテモテ♪そりゃそうか！ぶたぶたさんは存在するだけで奇跡の人いやぬいぐるみなんだから、当たり前かぁ。矢崎存美さん、体調不良が続いているそうだけれど、働き過ぎ？早く復調されますように〜☆2022/08/12
優希
64
今回も和ませて頂きました。ただのハートウォーミングストーリーだけに終わらせず、ぶたぶたさんの悔しい過去に触れているのも印象に残りました。2022/05/24
harutamano
53
毎回思うけど話の入りがうまいなあ〜ぶたぶたさんと初めて会う人の反応キタキターって感じですが、今回はびっくりがすごい…と思ったら…ふわぁーなるほど。あらためてタイトルにぞくぞくしました「あこがれの人」 タイトルからしてホラーでしょう…と思ったら、ふふふそうきましたか…瑛人くんいい子だなーと微笑ましく読んでたら、あわわ！！えらいこっちゃ！ああでもよかった…最後うっかり泣いてしまった。ホラーだと思ったのに！「告知事項あり」2022/05/15
