出版社内容情報
一放流の聡四郎に一伝流の宿敵が闘いを挑んできた―。著者が一から手を入れなおした「勘定吟味役異聞」決定版。
内容説明
新井白石から「大奥を跪かせよ」と命じられた勘定吟味役水城聡四郎だが、絵島事件の衝撃を受けた大奥の調べは引き延ばされた。そんな折、幼き将軍徳川家継が体調を崩し、水面下での権力闘争が幕を開けた。将軍位を狙う輩が蠢き始める。そして、江戸城に不審な刺客が―。聡四郎は、頑是なき家継を守れるのか。聡四郎シリーズの「原点」決定版、熱き血潮の最終巻。
著者等紹介
上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
87
決定版・勘定吟味役異聞「流転の果て」8巻完結。聡四郎と紅の婚儀に家臣に紛れて吉宗が出席し、巧之進と二人の兄が腰を抜かすも、紅は惣四郎を馬鹿呼ばわりとは・・・紅さん凄い。続編「御広敷用人 大奥記録」「聡四郎巡検譚」と楽しみが続きますね。 2021/02/24
Atsushi Kobayashi
20
定番の面白さ。最初の頃の方が、話も練られていてテンポもあって、コピペもなくって、Goodです。2020/12/14
ばるたん
2
因縁の対決で本編終了。次号からは吉宗直属配下で大奥へ。。2024/08/28
たけひろ
0
☆☆☆.52025/06/22
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