内容説明
2023年6月「LGBT理解増進法」が成立。私たちは、本当は何を求めていたのか?
目次
第1部 法整備とSOGI(2023年のG7広島サミットに向けた法整備の議論状況;法整備とSOGI―日本学術会議提言をふまえて;結婚の自由をすべての人に;LGBT法連合会の活動と法整備の課題)
第2部 教育とSOGI8教育とSOGI―大学の現状と課題
大学における教育研究環境配慮義務 一橋大学アウティング事件を例に
多様性尊重のための自治活動―2016年夏以降の一橋大学における取り組み
女子大学におけるトランスジェンダー女性の出願資格をめぐる議論―日本女子大学の場合
「LGBT等に関する筑波大学の基本理念と対応ガイドライン」をどうつくったか)
第3部 性差別とSOGI(「LGBTQ報道ガイドライン」の策定と報道の課題;LGBTQの子ども・若者支援の現場とトランスジェンダーバッシング;トランスジェンダー差別を考える―女性差別に怒っている者として;ジェンダーに基づく暴力とトランスジェンダーバッシング;ICD-11(国際疾病分類第11版)の理解と法整備への期待)
第4部 宗教とSOGI(キリスト教の立場からみる“宗教批判”;仏教界とジェンダー平等、LGBTQ;旧統一教会と性的マイノリティに関わる政策;「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」への取り組み;宗教右派と政治のつながりとどう向き合うか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
katoyann
16
同性婚訴訟やLGBT理解増進法の背景にある課題について解説した本。学者や弁護士、医師などセクシュアル・マイノリティの権利保障に関わってきた専門家が同性婚のニーズや包括的な差別禁止法のニーズについて解説している。トランス差別に関する議論は記憶に新しく、差別を煽る日本の宗教右派の存在に関する論稿が刺激的である。性同一性障害特例法の手術要件については、当事者の過度な身体的負担を鑑み、改正すべきだと思った。2024/06/18
こまめ
3
言いたいことは分かるけどちょっと論理やら根拠が飛躍しがちな感情バシバシ文章多め🫨複数人が寄稿する形だから文字数が足りてないのかな。どんな障壁があるのかがあるのかは分かったけど、賛否の賛と否がどういう論理にいるのかをできるだけ冷静に根拠と一緒に知りたいんだな〜〜〜2024/11/17
オラフシンドローム
0
★★★☆☆ 問題提起が多く、現状すら把握していないわたしには、少し期待はずれな内容ではありました。 ただ、誰かの意見は意外と偏りすぎで当事者の意向は反映されていないのだな…と感じます。 日本はあまりにも遅れている。2025/01/26