内容説明
百人近くが働く郊外のシネコン。日曜日でクリスマス・イブの今日は、舞台挨拶やイベント上映もあり、大忙しだ。過去に秘密のあるアルバイト、地元を離れた学生、家庭に居場所をなくした主婦、それぞれが微妙な人間関係の中、複雑な悩みを抱えながらもひたむきに仕事をしている…。映画館の各部署で働く人の想いが重なり合う、心温まる連作短編集。
著者等紹介
畑野智美[ハタノトモミ]
1979年東京都生まれ。2010年「国道沿いのファミレス」で第23回小説すばる新人賞を受賞。’13年『海の見える街』、’14年『南部芸能事務所』で吉川英治文学新人賞候補となる。’18年刊行の『神さまを待っている』は読書メーターOF THE YEAR 2019にランクインし、多くの読者の支持を得る。青春、恋愛からSF、犯罪ものまで、多岐にわたるジャンルの小説を発表して注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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