内容説明
友達に貢がされ、忙しい親からは金だけ与えられ放置されている中学生の暁美。ある夜、彼女の前に一冊の古びた本が現れた。驚いたことに、物語世界にいる杜子春が、本の中から語りかけてくるのだが…。(表題作)物語の住人たちと不思議な交流をする主人公たち―彼らを待ち受ける運命とは!?芥川龍之介の名作四編を大胆に紡ぎ直した、悪夢のような連作ミステリー!
著者等紹介
小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年京都府生まれ。’95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。以後、先端科学知識とグロテスクなホラー描写の融合した小説を数多く発表している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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