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出版社内容情報
誰もが知っている有名な建築物ではなく、知る人ぞ知る名建築が存在する。そんな名建築を訪ね歩くためのガイド本。
内容説明
人知れずひっそりとたたずむが、実は歴史上で大きな役割を果たし、時代の荒波をくぐり抜けて来た知る人ぞ知る名建築が存在する。そんな知られざる名建築にのめり込み、日本全国を訪ね歩いた著者が、特に入れ込んだ建造物を案内する。
目次
1 国宝を訪ねて(聴竹居、待庵;如庵、森〓外・夏目漱石住宅、西園寺公望別邸「坐漁荘」)
2 大名の屋敷(戸定邸;真田邸「史跡松代城跡附新御殿跡」 ほか)
3 商家町のにぎわい(御城番屋敷、旧長谷川治郎兵衛家、旧小津清左衛門家、本居宣長旧宅;熊谷家住宅 ほか)
4 名園でくつろぐ(臨春閣、聴秋閣;臥龍山荘 ほか)
著者等紹介
矢野和代[ヤノカズヨ]
東京都生まれ。産能短期大学情報処理専攻卒業、30年にわたりテクニカルライターを生業とする。武蔵野美術大学通信教育課程に編入学し、2015年、芸術文化学科文化支援コースを卒業、博物館学芸員の資格を取得。日頃は地域の邸宅、古民家などの活用を模索したり、ボランティアガイドに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
入道雲
9
サブタイトルに「ぶらぶら歩き」とあるが、とてつもなく計画的、かつ、繰り返しの「ぶらぶら」なのである。日本国内の名建築を訪ね歩き、鑑賞しておられる著者ののめり込みぶりに、こちらも引き込まれる。きっとまだまだ国内には名建築が有ると思われるが、大切にしたい文化だと思う。日本建築をじっくり見たことが無いが、日本各地に大切保存されているので、まずは地元から訪ねてみるか。2021/11/18
bittersweet symphony
2
いろんなジャンルに「○○女子」という軽い趣味として入ったつもりがどっぷりはまってしまう人たちがおりますが、こちらはその和風建築(やんごとなき階層のそれメイン)バージョンという事になります。還暦記念出版が描き下ろしで文庫にラインナップされるというのが何の因果なのかはわかりませんが。先日の藤森・山口本( https://bookmeter.com/reviews/101074248 )との重複もちらほら。2022/01/09
Amuro
1
三溪園、博物館明治村を紹介2024/09/04