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内容説明
町の生活に根ざした店で食事をすることで、単なる観光では味わえないその土地ならではの文化や空気を感じたい―『東京「裏町メシ屋」探訪記』著者による、埼玉のメシ屋を辿る旅。旧街道沿いをメインに、歴史と文化、食が交差する。歩いては食べ、食べては歩き、銭湯で休んで最後に一杯。これまでになかった埼玉グルメ本。
目次
第1章 工場労働者が支えた川口―大衆食堂の記憶と、共働き世代の子供の聖地「ぼったら」
第2章 西川口~蕨 今昔物語―NK流から大陸中華へ、激変の西川口周辺を散策する
第3章 ラーメンショップ路線バスの旅―郊外ロードサイドの象徴「ラーショ」を味わい尽くす!
第4章 大宮~川越を繋ぐ痕跡―大宮の昭和残照から川越廃線跡うどん巡りへ
第5章 川越「裏町メシ屋」紀行―隠れご当地グルメで辿る“小江戸”じゃない川越
第6章 広大なるフライ文化圏―行田・熊谷・深谷の駄菓子メシ「フライ」を求めて
第7章 秩父盆地 極楽案内―秩父セメント廃線と、類まれなる盆地カルチャー
著者等紹介
刈部山本[カリベヤマモト]
1975年生まれ。埼玉県出身。大衆食堂や町歩きのライター。町の風景の記録や研究、その町ならではの飲食店でのインプレッションをブログやミニコミ同人誌「デウスエクスマキな食堂」シリーズでまとめている。ほか、情報誌やウェブサイトへのコラム執筆、メディア出演など活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おうち時間
50
図書館の返却棚で見つけてしまいました。埼玉県といっても広いですからね。どこの地域のどんなお店が出てくるのか興味津々で読みました。でも筆者さんがメインで巡るのはラーメン屋さんとスーパー銭湯。それでも私の地元や知ってる場所が出てくるとテンション上がりました。この本を書いた後に閉店してしまったお店が結構あるのが残念。閉店したと聞けば尚更行ってみたかった。近場のお店にはすぐにでも行きたいな。行田のフライはよく聞くけどまだ食べたことないし、秩父も行きたいけどちょっと遠い…。オートパーラー上尾の自販機も見てみたいな。2023/02/15
なつ
40
埼玉にある大衆食堂、チェーン店をめぐり、その地域の歴史や文化に触れる。食べたことある、知っている場所のことも書かれていて興味深く読みました。ラーメンショップ路線バスの旅が特に楽しめました。埼玉には長く住んでるけど実は「山田うどん」も「るーぱん」も行ったことがない・・・ 外出しやすい時期が来たら足を運びたいですね。2021/01/17
しーふぉ
22
住まいも通学、通勤全て埼玉県内で済ませているので知ってる場所がたくさん出てきてそれだけで楽しい。だけど、埼玉に関係ない人には興味惹かないだろうな…2022/08/28
金吾
15
今埼玉に住んでいますので興味津々で読みました。近所も出てましたので行ってみたいと思います。2020/12/27
みくに
10
作者さんの出身地が旦那と一緒!話の端々に出て来た地名やお店が書いてあるし思わず旦那に朗読で聞かせました(笑)でもここに出て来た近所のラーメン屋さんはいまやってなくて残念。2020/11/16