光文社知恵の森文庫
死ぬときに人はどうなる10の質問

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334787349
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0195

出版社内容情報

著者は千人以上の死を見届けてきた終末医療の専門家。本作では死に直面した患者やその家族からよく聞かれる質問を集約。

内容説明

“最期の時”について考えてみませんか?ベストセラー『死ぬときに後悔すること25』続編がついに文庫化!

目次

1 死を語るあなたは何者ですか?―こういう人間です。
2 死ぬときに人はどうなりますか?―こうなります。
3 人はどんな風に思って死んでいくのでしょうか?―迷いながら、受け入れて、です。
4 人は死期を悟るのでしょうか?―おそらく、そうだと思います。
5 健康に気をつかっていれば死ににくいですか?―そんなことはありません。残念ながら。
6 なぜ死を見つめることが必要なのですか?―人間は意外に楽観主義だからです。
7 死後の世界について言い切らないのはなぜですか?―死後の世界も、人それぞれだから、です。
8 孤独死は不幸でしょうか?―必ずしもそうではないと思います。
9 死とは不幸ですか?死ななければ幸福ですか?―物質的な成功では死を乗り越えがたいのは事実です。
10 死をも左右する力を手に入れた人間は、本当に偉いのでしょうか?―偉くもあり、愚かでもあります。

著者等紹介

大津秀一[オオツシュウイチ]
茨城県出身。岐阜大学医学部卒業。緩和医療医。日本緩和医療学会緩和医療専門医、総合内科専門医、がん治療認定医、日本老年医学会専門医、日本消化器病学会専門医、2006年度笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)として勤務したのち、在宅療養支援診療所勤務を経て、2010年6月から東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンターに所属し、緩和ケアセンター長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

13
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。▽年末から年明けにかけ、私は「死」に関する本を読むことにしました。”一休さん”こと一休宗純は「門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」と詠まれました。年の瀬、仏教かぶれの私は、ふと一休宗純のこの狂歌を思い出し、積ん読本にあった本書を読んだ次第です。人はどうのように死んでいくのか、書物の上ではありますが、知見を得られた事は年明け早々の果報と感謝するばかりです。2018/01/01

1
前半5,6回は泣きかけた。余命が分かっている末期ガン患者が、どのように最期を迎えるのか。 多分死ぬのは、そんなに楽じゃない。けど、その瞬間を誰かに見ていてもらえるだけ幸せなんだろうとも思った。2020/01/17

ツユ

0
面白かった。一部とても専門的になる部分があってそこは飛ばしたが、あとはわかりやすく興味深くて考えさせられる作品だった。2018/11/25

Woody

0
感動の連続で、学ぶべき内容多く、一気読みした。52018/02/24

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