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内容説明
著者はモスクワで民族問題を担当した時、外交官の枠を踏み越えてバルト諸国の独立派を支援した。ナチスドイツとソ連の双方によって歴史の嵐にもまれた運命が沖縄と二重写しになったからだ。北方領土交渉に命がけで取り組んだのも同じ思いからで、その時著者の心象風景に浮かんだのは、沖縄復帰を心から望んでいた母、伯父、沖縄の親戚の顔だった。
目次
誰ももつ「フィルター」 色眼鏡(上)
暴力性は国家の本質 色眼鏡(中)
官僚が税を“収奪” 色眼鏡(下)
「誠心」文科相動かす 沖縄の勝利
琉球・沖縄史を設けよ 大学入試科目
保守派のまなざし批判 右翼評論家による大江健三郎氏擁護(上)
「悲劇」追体験が生む力 右翼評論家による大江健三郎氏擁護(下)
官僚の「罠」にはまるな 米軍基地問題について沖縄は対案を出してはならない(上)
超党派で米に「直訴」を 米軍基地問題について沖縄は対案を出してはならない(下)
理性を重視か疑うか 左翼と右翼(上)〔ほか〕
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。在英国、在ロシア連邦日本国大使館勤務を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2009年外務省失職。’05年に『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞、’06年に『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞の両賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
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金吾
再び読書
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