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内容説明
田んぼのまん中に「蛸」という地名を見つけてびっくり。燕市に「雀森」という地名を発見してほっこり。ある時は、難読地名の由来を解読し、ある時は、思わず脱力する「カタカナ・ひらがな地名」を嘆き、そして消えゆく由緒ある地名に思いを馳せる…。誰よりも地図を愛してやまない著者が、日本全国から集めに集めた「珍地名」「おもしろ地名」を縦横に語る。
目次
庖丁や鍋、釜もある―「台所の地名」を味わう
クマ、ネコ、タヌキ、ウサギ―動物地名あれこれ
ここまで来た!日本のカタカナ地名を考える
集まる・走る・行く・帰る―動詞系地名いろいろ
伝説に彩られた「食べ物地名」あれこれ
一から千万まで、由来もさまざまな「数地名」
雨のち晴れ、風も強いでしょう―お天気地名
ナマズにサバ、ウナギも大漁―さすが日本のサカナ地名
目・鼻・口から足まで揃った「人体地名」あれこれ
烏帽子屋さん、骨屋さん―いにしえの職人町地名〔ほか〕
著者等紹介
今尾恵介[イマオケイスケ]
1959年、横浜市生まれ。音楽出版社勤務を経て、フリーハンド地図制作者およびフリーライターとして独立。イラストマップ作成や地図・鉄道関連の著作に携わる。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、日本地図学会「地図と地名専門部会」主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
24
全国に、こんな面白い地名があるよ、ってことは紹介してますが、詳しい意味合いまでは深く追求されてなくて。小字まで入れると日本は四季折々に因んだ地名が多くて、びっくりですね。こんなに狭い土地なのに。身体の部分とか、花、魚、職業などなど、もう少し深く調べて別々の本にしたら、楽しめたかしら。もしこの中に載ってる地名が自分の近くにあったら、良かったかな。2013/10/06
プル
8
知っている地名が出てくると楽しいですね。全国を出張する皆様にオススメです確立されていない内容もありますが、充分、旅のお供として楽しめます。古来より使われていた漢字の読み方のうち、現代では忘れられてしまっている場合、この読ませ方が変!となってしまう言葉の不思議、勉強になります。2016/07/21
たらこりっぷ
6
日本全国、バラエティ豊かな地名があふれています。テレビなどでよく紹介されますが、まだまだ知らない地名がありました。名づけたときには確固たる理由があったのでしょうが、時とともに忘れ去られ、今では「なんじゃそりゃ?」というのも数々。由緒ある地名が合併や区画整理とともになくなって寂しい、という声もありますが、言葉と同じで時代とともに移りゆくものでもあると感じました。2013/08/29
たか
3
ちょっと前にこの人の著書読んでなかなか面白かったから今回はこちらを。2019/02/28
bvbo
2
日本の珍地名おもしろ話。色々あるな〜2020/11/15
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