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内容説明
「悪女は美女でなければならない。周囲に大きな影響を及ぼす女でなければならない。まっとうでない男性関係がなければならない」―マリー・アントワネット、ジャクリーン・オナシス、和泉式部、楊貴妃、ボニー・パーカー…大胆な恋に生き、時代を颯爽と駆け抜けた、魅力ある女たちの光と陰を描く、人物評伝の名著が復活。
目次
西太后
マリー・アントワネット
クリスティン・キーラー
ジャクリーン・オナシス
淀君
ボニー・パーカー
ゼルダ
川島芳子
ジョルジュ・サンド
和泉式部
エカテリーナ二世
楊貴妃
桂昌院
パトリシア・ハースト
ラナ・ターナー
ルクレツィア・ボルジア
イサベル・ペロン
ルー・サロメ
ブリジット・バルドー
クレオパトラ七世
著者等紹介
山崎洋子[ヤマザキヨウコ]
1947年、京都府生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家を経て小説家に。’86年『花園の迷宮』で第32回江戸川乱歩賞受賞。小説、エッセイ、ノンフィクションなど著書多数。近年は舞台脚本やコメンテーターとしての活動も盛んである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
24
20人の有名な人たち。気になったのはイギリスの高級娼婦クリスティーンキーラーや淀君。豊臣秀頼の父は間違いなく秀吉でないと感じる。パトリシアハーストは知らなかった。昨年新聞王と呼ばれたハーストキャスルを訪れたが、その孫娘が誘拐されるが、2ヶ月後には銀行強盗になり変わっていたという。洗脳か、ストックホルム症候群的なものなのか?ブリジットバルドーの名は知っているが、興味は湧かない。ソフィーマルソーの方が好きだ。ジャクリーン・ケネディは富と名誉に目が眩んだのか?オナシスとの結婚は理解できない。悪女と呼べよう。2017/01/28
ネオ
1
偏見を持っていた女性も載っていて読んでるうちに、偏見がなくなりました。2014/05/07
トバホオルス
1
最後の解説の中で、女性の自立について「自分で選んだことには責任を持つ」と書いてありますが、この「責任」とは「自分の行動によって自分が傷ついても他人のせいにしない。」というだけではなく、「自分の行動で他人が傷ついた時にはその責任を負い、その損害を取り除いてやる努力をしなければならない。」ということも含まれるのではないかと僕は考えました。その意味ではテロ行為などで他者を傷つけたパトリシア・ハースト氏などは「自立している」とは言えなかったのではと感じました。 「自立」や「責任」ということについて考えさせられ2013/02/20
やまだ
1
古今東西の悪女の話が載っている。内容がややライト。けっこう人数が多くて、中には悪女とは思えないような人も。作者は悪女に批判的ではなかった。2010/08/10
両儀式
0
あまり真新しい内容ではなかったです。2015/11/23