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内容説明
歌舞伎の名門高麗屋に生まれながら、歌舞伎はもとより、シェイクスピア劇、ミュージカル、翻訳劇、現代劇、テレビドラマと、幅広いジャンルで活躍し続ける役者松本幸四郎。彼にとって「演じる」とは、どういうことなのか?彼の考える歌舞伎とは、そして家族への思いは…。役者人生の現代を語るエッセイ集。自筆の絵や書も初収録。
目次
第1部 ギャルソンになった王様(ギャルソンになった王様;神に愛されしもの“アマデウス”;シェイクスピア役者の花伝書 ほか)
第2部 役者幸四郎の仕事(ラ・マンチャの風車;『アマデウス』に寄せて;シアターナインス;歌舞伎のことは歌舞伎に聞け)
第3部 随筆(母の言葉;元旦の夜に;信じあえた「断絶以前親子」 ほか)
著者等紹介
松本幸四郎[マツモトコウシロウ]
歌舞伎俳優。1942年東京都生まれ。早大中退。当たり役に『勧進帳』の弁慶、『寺子屋』の松王丸など。ミュージカル『ラ・マンチャの男』は’70年ブロードウェイで日本人として初めて単独主演。’90年ロンドン・ウエストエンドで『王様と私』を主演。’96年シェイクスピア四大悲劇完結上演。2002年ミュージカル『ラ・マンチャの男』1000回、’05年ミュージカル出演2000回を記録するなど歌舞伎、ミュージカルと幅広いジャンルで活躍。演劇企画集団「シアターナインス」、歌舞伎企画集団「梨苑座」を設立し、演出も手がける。’80年芸術院賞受賞、’05年紫綬褒章受章など数多く受賞。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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