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内容説明
「やさしい火加減」、「料理をひきたてる味つけ」、「おいしい水」、「タイミング」。「たいせつなこと」を基本に、おいしいご飯の炊き方、だしをひかずに素材を生かして作る煮物、手間いらずの「一・五番だし」の作り方から、家庭ならではのデザートまで、「青柳」主人が、規則にとらわれない日本料理をおいしく作る秘訣を紹介する。
目次
日本料理でたいせつなこと
材料から出る持ち味がおいしいだしになります
だしをひく―一・五番だしなら簡単です
魚料理のコツをつかんでおもてなしに
おいしいご飯があれば
柑橘類の酸味はまろやか
根菜はあくを生かして
豆だくさんで
鍋はおいしい瞬間の連続
日本料理のデザートもお楽しみ
著者等紹介
小山裕久[コヤマヒロヒサ]
料亭『青柳』の3代目主人。日本料理の“技”と“精神”を表現し伝える気鋭の料理人。海外、特にフランスでの日本料理普及に力を注ぎ、2004年フランス政府より農事功労章シュバリエを授与される。また、後進の育成にも熱心であり、学校法人平成調理師専門学校を創立し校長を務める。’05年、内閣官房コンテンツ専門調査会委員として、知的財産や日本ブランドの確立に向けて活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nranjen
3
図書館で借りて、まだしっかり読んでいないのに返却日がきてしまった本。伊勢丹新宿の『青柳』があまりにも美味しくて大感激してこの本を借りたのだ。あまりにも画像が美味しそうなのも悩みの種で、内容に意識がいきづらい><いや本当に言い訳ではないのですよ!この本を読んで何か作ってみてもよかったと思うと、もう返さなければならないのが残念でならない。読んだ直後、火加減を気にしただけで料理の品格ががらっと変わった気がした。そして気にしなくなって…今は…。…。また本を借りて今度こそ何か作ってみたい。2017/09/14
ひちゃこ
2
最初の5ページで、日本料理で大切なことの解説。あとは和食のレシピ集。行平鍋、おいしい水、やさしい火加減、味つけ、おいしいものと時、この5つが大切。要所要所にコツも書いてあるし、出会えて良かった、読んで良かった本だ。野菜を茹でる時の火加減を今まで以上に気にするようになったけど、それだけで味が変わったように思う。料理が好きでたまらなくて、恋するように夢中になったという著者。私も家族のためにそこまで料理に夢中になりたいものだ。2015/06/01