知恵の森文庫
東京散歩 昭和幻想

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334783440
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

バブル終焉後、街並みが破壊され、『まともな嫌悪感』が失われてしまった。電車の中で平気で化粧をする女子高生、なんにでも笑う観客、弱者への見当ちがいのバッシング。著者の時評から浮かび上がる「平成の現代史」は、鋭い時代観察眼に基づいている。失われていく東京と昭和にどう向き合うかを考えるエッセイ集。

目次

東京散歩 昭和幻想
東京で暮すということ
昭和の影
人さまざま
本のうわさ
仕事の周辺
平成つれづれ草
付録

著者等紹介

小林信彦[コバヤシノブヒコ]
1932年東京生まれ。早稲田大学文学部英文学科卒業。作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

11
元本は『日本人は笑わない』だが改題しての刊行。元々、「日本人は笑わない」という題名で書かれた文章も、なぜか「東京散歩昭和幻想」という名前に変えて収録していて、意味がとおらなくなっている。酷過ぎる。2016/08/09

みつひめ

2
笑いの質の変容についての小林さんの指摘に、大きく頷く。そして、かつて読めなかった『吾輩は猫である』も、今なら読めるのかも?と。しかし、猫は行方不明だ…。この機に買い直すかな。他にも街殺しのこと。これは周期的に訪れる日本の構造的な問題だ、ということを改めて。『私説東京繁盛記』を読もう。2022/10/03

satohachi

0
つまみ読みだった記憶あり。

いちはじめ

0
「日本人は笑わない」をベースに収録内容を増補させた本。まぁ、いつもの小林信彦。2005/03/03

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