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内容説明
強さとは何か?何のために戦うのか?なぜ、強くあらねばならないのか―?大山哲学にこそ、その問いを解く鍵がある。立志・修練・礼節の意味から結婚・金銭の考え方までを、自身の強烈な体験と知友から得た金言をもとに直伝。真を極めた世界最強の男“マス大山”が、自ら「魂の叫び」と称した名著を復刻。
目次
志を立てよ
たゆみない修練
生死を超える勇気
礼節の使者となれ
孝子の拳
武とは何か
何のために戦うか
空手と禅
呼吸と精神
妻をめとらば
金銭の奴隷となるな
無心拳、無想拳
現代における空手の意義
著者等紹介
大山倍達[オオヤママスタツ]
1923年東京生まれ。満州に渡った後、韓国に移住。ソウルの小学校時代に中国拳法を学ぶ。1939年帰国。終戦後、空手の研究に従事し、たゆまぬ修練を積む。1950年代より海外に飛躍し、数多くの格闘家と歴戦。その強さを実証し、世界中に支部・門下生を持つにいたった。牛をも倒すその手は「ゴッド・ハンド」と尊称され、いまなお語り継がれている。生涯を空手の普及と発展に捧げ、1994年に逝去した
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
8
なるほどなぁ・・・。私が道場に通っていたときも正面に師範の写真がありました。2014/02/07
Taichi Sakamoto
0
ト本の部類の分類されるかもしれない・・信者には必読か?
ビリケン
0
極真会館に籍を置いてる者として、大山倍達先生の考え方を是非知りたいと思い手に取った一冊。この方は強いのは勿論のこと、聡明で教養に溢れている方だと知った。孔子曰く「文事ある者は必ず武備あり」である。近年日本では武の地位は格段に下がっている。文武両道こそが至高であり王道である。実戦なくば証明されない。証明なければ信頼されない。信頼なくば尊敬されない。ぜひ、私も1人の日本男児として世間から尊敬されるように日々、文の道武の道を邁進していきたい。2020/06/07