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内容説明
足かけ10年、人類拡散の旅路を辿る「グレートジャーニー」を成功させた冒険家が、行く先々で驚嘆した「先住民」の知恵の数々。地球と人類の将来に警鐘が鳴り響き、何の解決策も見出せない今、彼らの声に耳を傾けることこそが、これからの私たちのヒントとなる。「地球に優しい」ことの真の意味がわかる、著者渾身の書下ろし。
目次
すべてはマチゲンガから始まった
「地球に優しく」をはき違えていないか
ヒトは「殺生」なしでは生きていけない
情報と助け合いのネットワーク
トロトロと生きる
私たちと違う地図を持つ人と出会う
アメリカという国の「真実」
競争原理だけでは見えないもの
欲望と好奇心がもたらすもの
モノを蓄えないことの意味
死に方は様々なほうがいい
来世はあるのか―進化論的未来観
大人に媚びない子供たち
保育園児に教えられる
娘へ―父が「長い旅」で感じたことを伝えよう
著者等紹介
関野吉晴[セキノヨシハル]
1949年、東京生まれ。一橋大学法学部および横浜市立大学医学部卒業。一橋大学在学中に探検部を創設、アマゾン川全域を下る。その後、医師となり、’93年から人類がアフリカ大陸から南米大陸へと拡散した5万キロの道を逆ルートで辿る「グレートジャーニー」に挑み、2002年にゴール。植村直己冒険賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。