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知恵の森文庫
あの季この季

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  • サイズ 文庫判/ページ数 198p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334781798
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0192

内容説明

黒猫の影は動かず紅葉散る―著者、中学二年生のときの処女作だ。以来、句歴ン十年。俳号は「眠女」。いつでも、どこでも瞬時に眠れるのが特技だから。子ども時代の思い出、忘れ得ぬ人々との交流、映画ロケや舞台公演の旅…。日本人ならではの自然観、生活観を凝縮した「歳時記」をひもときながら綴る、珠玉の俳句エッセイ。

目次

初句会
毛糸編む
冬木立
薄氷
仔猫
春雨
ぶらんこ


素足〔ほか〕

著者等紹介

岸田今日子[キシダキョウコ]
東京生まれ。女優。初舞台は1950年の「キティ颱風」。’60年、「陽気な幽霊」でテアトロン賞を受賞。’99年、「遠い日々の人」で紀伊国屋演劇賞を受賞。エッセイ、絵本の創作、ショートショートの作家としても著名。’98年、『妄想の森』(文芸春秋)で日本エッセイストクラブ賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

7
再読本。何度も読み返している本。岸田今日子さんの文章、俳句、どれも痺れるくらいに好き。 俳句の短い17文字の中に、自然児のような奔放さと、冷静な観察者と、情熱的な色気が混ざりあって岸田今日子の世界を作っている。 佐野洋子さんの解説も最高。2014/08/16

キヌモ

3
あの岸田今日子サンのエッセイ。俳句とともにそれを詠んだときの情景などを書いている。なんか、とっても良い。視点が温かい。俳号が「眠女」。ますます良い。もう亡くなってしまった人だけど、会いたいなぁ。おまけに佐野洋子サンの解説にかえて、もとても素敵です。2021/01/02

のん

1
眠女の俳号を持つ作者の俳句とそのエピソードがさりげなく書かれる。俳句から作者の物の見方の面白さかわ伝わる。だからエッセイにしろ、演技でさえこの人が表現するものは興味を惹かれる。春雨を髪に含みて人と会う

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

1
役者で、母で、女で俳人。どの今日子さんも素敵です。和田誠のカバーデザイン、佐野洋子解説と贅沢な本。2012/04/21

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