内容説明
市長の秘書が殺された。彼女は市長のみならず、水道局長、海軍少佐など要人と深い関係にあり、その立場を利用して情報をふたつの組織に売っていた。彼女を死に至らしめた凶器から、記憶喪失になり組織から放り出された殺し屋が浮かび上がる。彼の記憶が戻ったのか!?調査員が突き止めた真相は!?(表題作)。ザ・ジョーカーシリーズ「12月のジョーカー」収録。
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956年名古屋市生まれ。’79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、’94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、’02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説協会大賞、’04年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、’06年『狼花 新宿鮫9』で日本冒険小説協会大賞、’10年に日本ミステリー文学大賞、’12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞、’14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
19
合わなかった‼️ハードボイルドはやっぱり苦手だ💦💦 読めない、入ってこない💦💦2020/11/19
いつみ
11
版元を変え昭和が令和に。古き良き昭和?が舞台の中編集。ビデオよ眠れの主人公がムッチャ渋いと思ったらまだ33歳だったり、緊急時なのに連絡手段が公衆電話だったりと時代を感じさせてくれます。そんな時代背景でも読み出すと違和感なくグイグイと引き込まれる、さすがは大沢作品。でも大沢作品は長編でじっくり、が好きなのでそれぞれの主人公の長編が読んでみたいかも。2020/01/22
りりるら
7
短編2021/02/07
tako_machida
5
時代がかっているのはやむなしですが、大沢バードボイルドはやっぱり長編を一気に読む方が好きくな?!2020/02/08
蕭白
4
久しぶりの大沢作品。持っている他の作品も読み返してみたくなりました。2023/03/12