出版社内容情報
失われた武芸を求める武芸帖編纂所頭取の鷹之助は、将軍家斉の鷹狩りに同行する。そこで将軍が襲われた!
内容説明
公儀武芸帖編纂所頭取の新宮鷹之介は支配役の若年寄・京極周防守に呼び出される。提案されたのは、なんと水術。数多の武芸に通暁する鷹之介も、この水術だけは…。とはいえ、調べを進めた鷹之介だったが、その前に暗雲が立ち込める。そして、新たに下された命とは―。人気急上昇のシリーズ、爽やかさ抜群の第四弾。
著者等紹介
岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社90周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に『浪華騒擾記』が入選。以後、演劇制作や舞台の脚本、『水戸黄門』等のテレビ脚本を数多く手掛ける。2010年、『取次屋栄三』で小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
85
若鷹武芸帖4作目 2019.05発行。字の大きさは…中。 このシリーズは、少し硬いけど読みやすいです。 毎回楽しみにしています。2019/07/07
とし
77
若鷹武芸帖「父の海」4巻。ほ~今回は水術ですかビックリ、それにしても新宮鷹之介の周りには多彩なメンバーが集まりまね。2019/08/07
ベルるるる
21
主人公も彼を支える人達も皆が優しい人ばかりなので、リラックスして読めるシリーズ。今回は不得手な水術を克服する鷹之介。2019/10/01
ドナルド@灯れ松明の火
16
4巻目は水術。剣客にとっては水術はほんの嗜みであった。しかし上様からは水術もどうかとそそのかされ江戸前の海で水術の伝承者を探すが見つからない。そんな中漁村で一人たくましく生きるお光と知り合う。元武士である釣具屋の隠居から水術を学んでいく。実は鷹之助は泳げなかったのだが・・。水術を探求する内徳川の隠し金を探し当てるがそれを狙う幕府内の役人を炙り出す狙いがあった。解決後お光も武芸帖編纂所のメンバーになった。毎話面白い。 お薦め 2020/08/27
犀門
6
No.154★★★★★いやぁ、面白かった。このシリーズが長く続くことを願う。2019/11/05