出版社内容情報
貴水玲[タカミ レイ]
著・文・その他
内容説明
感情が表に出ないことを揶揄され「お面女」と陰で呼ばれる面井梓咲はある日、社内保育ルームへ異動を命じられることに。感情豊かな子どもたちに戸惑うなか、ひょんなことからイケメンと人気のシングルファーザー・柚原彼方と急接近していく。一方、保育ルームではギャルママ・津谷日菜子の娘が脱走してしまうトラブルが発生し…!?
著者等紹介
貴水玲[タカミレイ]
群馬県出身、1981年生まれ。2014年『妖精童話―聖約の乙女は恋の扉を開く』(ネオスブックスブロッサムサイド)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えりこんぐ
50
私の頃も、社内に保育ルームが欲しかったな〜。軽く読めてなかなか楽しかった。笑わない新米保育士梓咲の、頑張りや育ちにウルっとくる。資格マニアなところはまるで大前春子さんw【積読66】2021/05/16
ぶんこ
46
無能部長に嫌われて総務人事から社内保育園に異動になった梓咲。保育士の資格は持っているものの、子どもとどう接していいか分からずに右往左往。感情を表に出すことができない、話し方が四角四面で堅苦しい。そんな梓咲を会社の人は「お面」さんと呼ぶ。しかし保育園の園長、同僚保育士が優しいし、なんといっても子どもたちが可愛い。全く懐かなかった「めぐる」君が、抱きしめてあげたことで心を開いてくれたのは最高!どんな言葉よりつよい!裏表のない梓咲さんの幸せを願わずにはいられません。2021/07/17
はるき
34
可愛い女の子が頑張る系の話かと思ったら、結構硬派で面白かった。理屈っぽい新米保育士とイケメン系シングルファザーの始まったばかりの恋。続編の要素がありそうですが、その辺はどうだろうか。2018/10/16
輝rin
8
社内に作られた保育園に移動させられたあずさ。一人で生きていけるように、と選んだ生き方がゆっくりと変わっていくとき、人との触れ合いに意味を見つけるkとができるのかもしれない。2018/09/20
チェス
7
始めどうかと思ったけど、なかなか面白かった。続きも!2022/05/01